夜、寝るときに、
しーちゃんと
ベッドに入って
テレビの明かりだけで
しーちゃんの顔を
じーっと見つめて
いることが
よくあります
しーちゃんの瞳を
見つめていると、
まるで、夜の深く
静かな湖に、
スーッと
吸い込まれて
いくような
錯覚を覚えます
私はその時間が好きで、
いつまでも
見つめているのですが、
しばらくすると
しーちゃんが、
「体が温まりすぎたじゃねーか」と言いながら
（女の子です、一応・・・老女？）
ベッドから
去って行って
しまうのですが、
中世ヨーロッパでは、
魔女狩りの際、
魔女の手先と言われて
いっぱい、
殺されたらしい、猫
（暗闇で目が光るなどの理由から）
でも、猫の瞳って
たしかになんか
不思議な力があるかも・・・
と思ってしまう、
夜のひととき
なのであります・・・
春も近くなって
落ち着かない、とら・・・
気に入らない
ことがあると、
母におしっこを
かけるとらですが、
最近の新技は
テレビを見ている
母に向かって、
テレビ台の上から
くるりとお尻を向けておしっこを飛ばすという、
「弾丸おしっこ」であります
しかし、仏の顔も
４度（？）まで
おしっこを
かけられること
４回目に、
ついに
ブチ切れた母に、
「反省しなさい！」
と、猫オリに
閉じ込められたとら・・・
・・・まあ、母の怒りも
ごもっとも・・
猫のおしっこ
くさいからなあ・・
しばらくして、
「もうしちゃダメよ」
と、軟禁を解かれた
とらですが、
オリの扉を開けても
警戒して出てこず・・・
それなら初めから
やるな・・・
という論理は、
猫には通用しないので
ありました・・
以前に、とらが
母の腕にカッと
爪を立て、
血がピューッと吹き出した・・・という、血管攻撃の
話を書きましたが、
今まで母は、
とら関連で
結構なひどい目に
あっております
とらちゃんを
うちで飼いだした
ばかりのころ、
とらはよく、
外でうろついている
極悪・白ボス猫を
窓から見て、
興奮しては
近くにいる家族に
手当たり次第に爪を立てて噛みつく、というものすごい
暴挙をはたらいており、
よく、それで母は
噛みつかれた足が
紫色に腫れあがったり、
一度などは、
手首をギャッと
ひっかかれ、
（えぐられ？）
高熱を出し、
救急病院に駆け込んで
注射を打ってもらった・・・
などとの逸話もあり、
（猫の爪は時として結構な
毒があることがあるのですね）
それでも、家族みんなが
とらがかわいくて
しかたなく、
一緒に生活するなかで
根気よく、きちんと
しつけをしたり、
悪いことは悪い、
と、言い聞かせ、
色んなドタバタを乗り越えて、
今は、
ちん、と
家猫らしくしている
とらちゃんですが、
（まあ、この間、母の顔に
おしっこをぶっかけたばかりですが・・・）
様々あって、とらと、
我々家族の間には
愛情と信頼関係でもって
しっかりと絆が
結ばれている訳でして、
以前に、某有名人が
「金で買えないものは無い」と言ったとか、
言わないとか
いう話がありましたが、
とらとの絆は、
お金では買えない、
ということだけは
確かなのであります・・・
つい、この間、
とらが最近ホゲ男に
なってない・・・
と書いたばかりで
何なのですが、
最近また、とらが
ホゲ男になっております
きっかけは、
私が２階で
くつろいでいると、
突然、下で、とらが
「ほぉんげーっっ！！」と、おたけびを
あげたので、
（理由はわかりません・・・）
とらのおたけびが
久々だったこともあり、
びっくりした私が
「何、何、とらちゃん、おまはん、
どないしたんや、だいじょうぶかいっっ！」
と、なんとも、えらく
大げさに反応してしまい、
それを見たとらが、
「なんか、ホゲーと叫ぶとかまってもらえるらしいぞニャイ・・」と、思ってしまったらしく
それ以来、やたらと
ホゲホゲ言うように
なってしまった・・・
というワケなので
ありますが、
しかしまあ、
本格的に
ホゲ男が降臨すると
そんなもんじゃないので、
このぐらいのうちは
まだ、許容範囲だな・・・
と、冷静に判断する
私なのでありました・・・
猫ちゃん、
食べたり飲んだりするから
排泄に至るんだってことを
ちゃんと理解
しております
母は、早朝、
時々、思いつきで
私の部屋に
猫トイレの掃除に
来たりするのですが、
掃除を始めたとたん、
太郎が
ガバガバと
水を飲みだすとのこと
つまり、トイレを
掃除してくれるまで
水を飲むのを
ガマンしている
ということなのですが、
時々、母の
トイレ掃除の音に
目が覚めることがあり、
朝っぱらから人の部屋で
何ガチャガチャやってんねん、このボケ、と怒っていた
私ですが、
そういえば、
朝起きても、
何やかやと用事で
すぐに猫トイレの
掃除してなかったかも・・・
と、少し反省した
この日でありました・・・
夜、寝るときに、
