2010年12月17日金曜日

ニャンマンの心得

上の写真は、

とらが私の手を
ガリッと引っかいた直後の

ワルイ顔です


先住猫の
太郎くん(♂・14歳)や、しーちゃん(♀・15歳)は、

私が何をしても
引っかくということは無いのですが、

とらは元々、勇猛果敢な

荒野のニャンマンであったため、

自分が気に入らない
ことをされると、

容赦なく爪の一撃を食らわしてきます


そのため、私の手には生傷が絶えないのですが、

そんなこんなを
全て差し引いても

とらがかわいくてしかたない私は、

今日もとらにベタベタしては、

生傷を増やしているのであります・・・

甘え小僧のこだわり

とらは基本、家族の誰かに
見ていてもらうか、

撫でてもらうかしないと、
ゴハンを食べられない・・・

というか、食べたくないようであります

なので、私が用事で一階に
下りていくと、

待ってましたとばかりに
飛んできて、

「おねえちゃん、こっち、こっち!」

と、小躍りしながら
ゴハンの置いてある台所の方へ行き、

「ほら、ほら、ここで見てて!」

と言いながら、
ゴハンを食べはじめます

私は、
「用事があるんだけど・・・」

と思いつつ、
とらの背中を撫でてあげるのですが、

するとますます嬉しそうに
ハグハグと食べるとら

基本的に、甘えん坊で
さびしがり屋


野良の時は孤高のニャンマン
だったとらですが、

今や、
家ではすっかり甘え小僧に
なり下がっているのであります

2010年12月3日金曜日

やつはフェミニスト


前項で書いた、

極悪白ボスを敗北させた

通称・伊達男(だておとこ)

なぜ伊達男と呼んでいるかというと、

やつは女の子(♀猫)に
とっても優しい
フェミニスト猫だからであります(モテる)

白ボスは、
メス猫に対しても、
いじめてテリトリーから
追い出すような、

はっきり言って
サイテーなヤツだったのでありますが、

(普通、オス猫はメス猫にそんなことはしない)


伊達男は正反対

気は優しくて力持ち

女の子に優しく、
だから当然モテるワケで、

父・目撃談によると、

ある時、伊達男がメス猫に、

「あんた、浮気したわね!」
(と、言っていたかどうかは知りませんが・・・)

と追っかけられて、

一生懸命逃げるその後ろを、

さらに別のメス猫が
追いかけていったそうです

モテる男はツライネ・・・

ということで、「伊達男」
となった訳であります

(小奇麗な猫でありましたし・・・)

でも、その伊達男も、
とある時期を境に、
プッツリと姿を見なくなりました

生き抜くには過酷な野良の世界・・・

たぶん、もう生きてはいないのだろうと
思います

それでも、私は
賢くて気の優しかった
あの若者のことを、

ずっと忘れることはないだろうと思うのです